いや、普通に山登りをと思って金時山に行ったんだけど……、
ここら辺ってエヴァンゲリオンの舞台だったんだな。
はからずも聖地巡礼になってしまった。

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>東大寺の大仏のひざの下に埋められていた2本の大刀は、
>1250年もの間行方不明とされた
>「陰寶劔(いんほうけん)」と「陽寶劔(ようほうけん)」だった。



仕事から帰ってきて新聞読んでたら、
我が目を疑う記事に出会ったので。

・二振りで一対の宝剣
・それぞれが光と闇の名を冠する
・像の中に封印されていた
・人々は1250年も行方を追っていた
・それが時を越え、この苦難の時代に再び出現した

もうね、どこのRPGだよ!

よくファンタジーもので
「千年前から語り継がれてきた伝説が……」
みたいな話があるけれど、
千年なんて軽く超えてきてるじゃねーか。
「光属性と闇属性で一対とかマジ最強だからwww」
っていうセンスが1250年間揺るがないことも凄いけどさ。
この国のアニメ漫画文化の背景には
こういう土台があったんだなぁ。

そんな中二の妄想的な出来事がごく普通に起こる、
この素晴らしき国の後千年にも幸あれ。
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「三大温泉のひとつなんだし、一度は行こう」
って前から話してたんで、
10月11日にちょろっと行ってきた。

日曜朝に仕事から帰ってきて、
そのまま夜まで起きておいて、
夜早くに眠って、
で、月曜午前6時前に出発。


草津の前に河原湯温泉という所へ立ち寄ってみる。
レトロな雰囲気が伊香保に似てるけど、
伊香保ほど淫靡な感じはない。

風呂は余計なものが一切ない、というのが渋くてイイね。
身体を流す桶と湯船だけ。
強烈な温泉の匂い。
そして熱い。熱いが効く。
良い所だった。

風呂上がりにおばちゃんの話を訊いていると、
「ブームになっちゃってから人が多くてねぇ。
 それで露天を増設したのよ」
って。

ブーム?
温泉ブームはまぁ、パワースポットやら何やらで
あったといえばあったのかもしれないが……。
河原湯温泉がブームなんて話は聞いたことがない。

で、番台に置かれていた紙きれでやっとわかった。
そう、『八ツ場ダム』。
あれがまさにここだったんだ。
納得しかけたけど、結局あれってどうなったの?

ダム関係の巨大な建造物を眺めながら道路をひた走り、
もうすぐ草津。
昼前なのにめちゃくちゃ道が混んでる。
車が進まない。
帰りが怖い。







目的地の草津ではでかい露天風呂のところに入ってみる。
雄大でいい感じだった。
ただ、湯もみだったり激烈に熱かったり……
というような『いかにも草津』という感じではない。
次に来たときはいかにもな場所にも行きたい。

あれこれ見て回っていると、
「ああ、一泊して帰りてぇ」
という気分になってくるし、
帰りが非常に混雑しそうなこともあり、
3時過ぎに出発。

ええ、やっぱり帰りも渋滞でした。
帰ってきたの10時だよ……。
温泉で疲れを取ったはずなのに、
なんかエコノミークラス症候群的なものが……。



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半村良の短編集。
半村熱に火が点いたので以下略。

デビュー作にあたる『収穫』が収録されているということで購入。
無人の街を探索するシーンを読んでいると、
小松左京の『こちらニッポン…』を思い出した。
あれも面白かったなー。
『酒』みたいなさりげないアイディアの話もけっこう好き。
『虚空の男』もただの謎解きに留まらないあたりが良い。
謎解きに並行して夢を喪った男の姿、
仕事に対する価値感等が描かれることで、
読後感が多段構造で一層深くなってるんだ。

立て続けに半村作品を読んだけれど、
自分はSF臭さの少ないSFが好きらしい、ってのがわかってきた。
心理描写とか日常生活とか、リアルの延長線上にある感じがね。
神林長平的なガチガチのSFよりも、
小松左京や筒井康隆に繋がる人間臭さ。
その方がしっくり来るんだよな。

かつてSFには
「文学的な面白さを捨ててでもSFらしさを追求すべき」
なんて意見もあったらしいけど、
個人的にはナンセンス以外の何物でもないと思ってしまう。
SF小説は『小説』だろ!
小説は面白くてナンボのもんじゃねーか!
そんなこと言ってるからSFが売れなくなるんだ!
……ってのは言いすぎ?

妖星伝も読みたいんだけど、
文庫のあの凶悪な分厚さを見ると挑戦する気が萎える……('A`)

これ系のSFでサクッと読める面白いのあったら教えてくれ。
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半村良の短編集。
『産霊山秘録』を再読して以来、
半村熱に火が点いたので、
古本屋で買ってきてしまった。

表題作は「自殺村」出身女性の死の秘密を追って、
黄泉の国へと通ずる村へ足を踏み入れた青年の話。
日本神話の内容と絡めながら、
恐ろしくも美しい雰囲気をしっかり出していて引き込まれる。
他人と関わることが非常に下手な主人公の暗い心理描写も良かった。
ある種「あー、わかるわかる」って感じがね、するんですよ(笑)
話の内容も、今の伝奇ホラーと比較しても充分すぎるほど戦える。

『農閑期大作戦』も面白かった。
馬鹿馬鹿しくて、パワフルで、勢いがあって、楽しい。
『庄ノ内民話考』はトンデモ論すぎて笑える。
今から見るとオカルトマニアへのナイスな皮肉になってる。
『わが子に与える十二章』は何とも言えない怖さが心地良い。

全体的に「読んでよかった」と言える。
当たりでした。
やっぱり半村良は面白い。

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